
元気な声で,あるいは言葉にはならないけれど 「ただいまぁ」 の気持ちを心に秘めて、靴を脱ぎ、学校の 「荷」 を降ろし、 「放課後の時間」 が始まります。
学校でもなく家でもない 「放課後」 子どもにとって大切な時間です。だからこそ、子ども に障害がある場合は、支援する大人の役割がいっそう重要になります。先生と生徒、親と 子の関係でない、友だちや大人がいて、学校や家では味わえない遊びや会話がある場所、それが放課後等デイサービスです。
埼玉県放課後等デイサービス連絡会(埼玉放課後連)は、障害のある子どもの放課後や長期の休日を楽しくゆたかなものにしようと放課後事業に携わる人たちが集まって
結成されました。事業所の成り立ちはさまざまですが、 「楽しくゆたかな放課後を」 という思いを実現するために、手をつないで語りあおうというのがその目的です。活動の中身づくり、事業所運営、職員の力量形成などなど、課題に追われる毎日ですが、そんなときこそ、他の事業所の話を聞いてみると、 「なるほど」 と思うことがあります。不十分な制度をそのままにせず、県や国に改善を求めていきたいものです。
ともに歩みをすすめましょう。